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一番町四丁目
季節を感じながら、お買いものを楽しんで


バッグ&おはきもの 浅久 浅野 久太さん
バッグ&おはきもの 浅久 浅野 久太さん


藩政時代は侍町、明治維新後に繁華街となった一番町四丁目商店街。
昭和29年(1954)には、東北初のアーケードを完成させ、時代に先駆けた商店街づくりを進めてきた。
現在のアーケードは昭和57年(1982)に完成したもので、通りの両側にアーケードがかかり、晴れた日には太陽光が差し込む。
「朝の早い時間には、トンビが悠々と飛んでいるのが見えるんですよ」と教えてくれたのは、明治15年(1882)に履き物店として創業した 「バッグ&おはきもの 浅久」の浅野久太さんだ。
この街で生まれ育った浅野さんは、「昔はよく、三越の屋上の遊園地なんかにも行ったねぇ。
今はなくなってしまったけれどもね」と、かつての商店街について語ってくれた。
「でもね、いろいろ変わってはいるけれど、古くからの老舗ががんばっているのも、この街の特徴なんです。
三越さん、文具のキクチさん、さん竹さん、松葉屋さん、錦章堂さんに加藤刃物屋さん…。
さっと挙げるだけでも、これだけある。
あとは、両サイドにしかアーケードがかかっていな いから、日差しも風もよく入る。
季節を感じていただけるのは、とてもいいですね。
そんな意図もあって、ここは『買い物公園』と名乗っているんですよ」と。
まさにその言葉の通り、仙台・青葉まつりが行われる新緑のころには、杜の都と呼ぶにふさわしい雰囲気を商店街でも感じることができる。
ぜひ、おひさまと風と緑を感じながら、ぶらり歩きを楽しんでは?



 
 

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